
感想はネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。
原題:Let It Snow
作品データ
- ジャンル:クリスマスドラマ
- 主な舞台:イリノイ州
- リリース:2019
- 時間:1h 32m
- キャスト:イザベラ・メルセード(ジュリー) キーナン・シプカ(アンジー) ミッチェル・ホープ(トビン) リヴ・ヒューソン(ドリー)ジェイコブ・バタロン(ケオン)オデイア・ラッシュ(アディ)
- ディレクター:Luke Snellin
- IMDb:5.9
- rotten tomatoes:85%
あらすじ
ドカ雪に見舞われたイリノイ州の小さな町。恋、友情、進学、家族、それぞれ悩みを抱えるティーンエイジャーたちのクリスマスイブの物語。
名門大学に合格したジュリーの気がかりは病気の母のこと。父のいないジュリーは病気の母を置いて遠くの大学へ行くことなどできない。悩めるジュリーは、自分を取り巻く環境に馴染めずにいる人気急上昇中のポップスターのスチュワートと知り合う。一方、不器用なトビンは親友アンジーに告白できず、恋人に執着するアディは親友ドリーと喧嘩、そのドリーは両思いだと思っていた子に無視される。問題と悩みを両手いっぱいに抱えたティーンエイジャーたちは、念願の“パーティ”のことで頭がいっぱいのキケオンがいるワッフルタウンに集まる。
おちゃのま感想
悩み多きティーンエイジャーのクリスマスイブに焦点を当てたアンサンブル形式のドラマで、ティーン向けではあるけど、大人も十分に楽しめる・・・と思う映画でした。思うに、はるか昔にティーンだったわたしは、物語に出てくるアルミホイルをかぶった変人おばさんの視点で彼らの物語を傍観させてもらったのかも知れません。無理して共感してみるわけでもなく、上から目線で諭すわけでもなく、ただの傍観者。
なんてことないことが気になったり、忘れてしまいたいことをしてしまったり、誰にも言えずに悶々と思い悩んだり。思春期というやっかいな時期。ここで描かれているのは、誰しも通る道のような内容で、虐待等の深刻な問題を抱える子は出てきません。それだからこそ、みな自分の抱える問題から逃げることなく、真っ向勝負で立ち向かう真摯な姿(たとえそれがストーカーまがいの行為だとしても!)を描くことができたように思います。
個人的に少し残念に感じた点は、愛すべき不器用君のトビンが恋するアンジー役キーナン・シプカ。ただワイワイしてるだけで終わった印象で、トビンに対する秘めたる想いが伝わってきませんでした。少しワルなエッセンスが入った役柄のほうが本領発揮できるのかも。
さて、それぞれの物語はやがてワッフルタウン(ワッフル専門のファミレス?)に行き着き、みなが大切なものに気づきハッピーエンド。雪が問題を覆い隠してくれる素朴な時代を懐かしくも、遠くに感じるそんな映画でした。










